商品説明内容説明
県名と県庁所在地名が異なるのは戊辰戦争が原因じゃない!?なぜその町が県都となったのか?地元に住んでいる人でも知っているようで知らない「県庁所在地」の成り立ちを、歴史的な経緯、地形、観光、都市開発の歩みなどから明らかにしていく。居住している都道府県はもちろん、出張や観光で他県を訪れた際にも、その町への理解が深まり、新たな魅力を発見できる。
目次
第1章 関東(徳川将軍の城下町から帝国の首都へ―東京23区(東京都)
神奈川宿の隣の横浜村が開港場に―横浜(神奈川県) ほか)
第2章 近畿(千年を超える都は世界でも滅多にない―京都市(京都府)
セーヌ川が流れるパリに似た規模と都市構造―大阪市(大阪府) ほか)
第3章 中部(金の鯱は名古屋の一点豪華主義の象徴―名古屋市(愛知県)
明治になって徳川宗家が静岡藩主に―静岡市(静岡県) ほか)
第4章 東北・北海道(福島・若松・磐城の三県合併で真ん中に―福島市(福島県)
伊達政宗が開いた杜の都と青葉城―仙台市(宮城県) ほか)
第5章 中国・四国(姫路城が白鷺城で岡山城は烏城―岡山市(岡山県)
聚楽第を模した桃山風の鯉の城―広島市(広島県) ほか)
第6章 九州・沖縄(博多と福岡のそれぞれのルーツ―福岡市(福岡県)
鍋島三六万石の佐賀藩の城下町―佐賀市(佐賀県) ほか)
著者等紹介
八幡和郎[ヤワタカズオ]
歴史家/政治評論家。滋賀県大津市出身。東京大学法学部卒業。1975年通商産業省(現・経済産業省)入省。フランス国立行政院(ENA)留学。パリ・ジェトロ産業調査員、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任。1997年退官。徳島文理大学教授(2004年〜)、国士舘大学大学院客員教授(2016年〜)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
現に住んでいる人でも知っているようで知らなかったその成り立ちを、歴史・経済と地形の3方向から解き明かす。
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