モモ―絵本版

著者:チェッカレッリ,シモーナ【絵】/エンデ,ミヒャエル【文】/松永 美穂【訳】
出版社:光文社

商品説明

内容説明

ある大きな町のはずれ、こわれかけた野外劇場に、モモは住んでいました。モモがどこから来たのかは、だれも知りませんが、だれもがモモの得意なことを知っていました。それは、ほかの人の話をよく聞くということです。町の人たち、子どもたち、動物たち、木のあいだを通りぬける風の話にも耳を傾けます。友だちのジジは、モモと一緒にいると次々とおもしろい話を思いつきました。また、道路そうじのベッポは、モモに話を聞いてもらうと、人生についての大きな考えがまとまるのでした。モモに話を聞いてもらうと…とほうにくれている人は、自分のしたいことがはっきりとわかり、けんかをしていた二人は仲直りし、自分の人生は失敗だと思っている人は、それがまちがいだと気づきます。あなたもモモと話したいですか?それともモモのような人になりたいですか?



著者等紹介

エンデ,ミヒャエル[エンデ,ミヒャエル] [Ende,Michael]
1929‐1995。ドイツで最も有名な作家の一人。数々の国際的な賞を受賞している。『モモ』『はてしない物語』などの作品は50以上の言語に翻訳され、累計発行部数は世界で3500万部に達している

チェッカレッリ,シモーナ[チェッカレッリ,シモーナ]
科学者として半生を送ったあと、実験用の白衣を脱ぎ、子どものころの夢を叶えるために鉛筆を手に取る。2016年以来、世界中のたくさんの出版社のために、子どもの本や大人の本の挿絵を描いている。現在は夫と2人の子ども、3つの国籍、4つの言語とともに、スイスで暮らしている

松永美穂[マツナガミホ]
翻訳家、早稲田大学文学学術院教授。訳書にベルンハルト・シュリンク『朗読者』(毎日出版文化賞特別賞受賞)、カトリーン・シェーラー『ヨハンナの電車のたび』(日本絵本賞翻訳絵本賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

町のはずれ、こわれかけた野外劇場に住んでいるという女の子。最初はあやしいと思われていたものの、たくさんの人たちがモモに会いにきました。それはモモが人の話を聞くことが得意だったからです。モモに話を聞いてもらうと、自分のしたいことがはっきりとわかったり、間違いに気づいたりします。やがて鳴かなくなったカナリアや、雨や風までがモモに話をし……ミヒャエル・エンデの名作刊行50周年を記念して企画された絵本版。




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