内容説明
ドラフト1位であろうとドラフト外・育成枠であろうと、結果を残さなければ去るしかないプロ野球の過酷な世界。名選手たちの中にも順風満帆な道をたどった者は一人もいない。一方で、球が遅くても主軸を打てなくても立派に生きる道があることを証明してくれた選手たちもいる。昭和・平成の名選手、名脇役、名将と言われた人たちはどのように頭を使い、人生の選択をしてきたのか。逆境や挫折を乗り越え、生き残るためのヒント満載の書。
目次
第1章 平成最後の「人生の選択」
第2章 「野球は天神ではない」と言った二人の天才
第3章 松井秀喜の選択
第4章 あがく男たちの選択
第5章 監督たちの選択
第6章 二番手からの野球人生
第7章 「遅い球で勝負」する男
著者等紹介
二宮清純[ニノミヤセイジュン]
1960年愛媛県生まれ。スポーツ紙や流通紙の記者を経て、フリーランスのスポーツジャーナリストとして独立。現在、株式会社スポーツコミュニケーションズ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)