かかりつけ医機能と感染症有事―欧州に学ぶコロナ危機対応の問題点

著者:森井 大一【著】
出版社:勁草書房

商品説明

目次

第1章 日本における“かかりつけ医機能制度整備”の議論(かかりつけ医機能/かかりつけ医がなぜ必要か;かかりつけ医制度化論の特徴 ほか)
第2章 イギリス、ドイツ、フランスにおける“かかりつけ医”と“コロナ”(基本的な“医療提供能力”;欧州3か国のコロナ状況 ほか)
第3章 3か国の“かかりつけ医制度”(イギリスのGP;ドイツのハウスアルツト(Hausarzt) ほか)
第4章 日本のコロナ対応と3か国との比較(日本の課題;「モザイクな有事」という構え ほか)



著者等紹介

森井大一[モリイダイイチ]
1978年生まれ。2005年大阪大学医学部卒業。国立病院機構呉医療センター等を経て、2013年Emory University Rollins School of Public Health卒業(フルブライト奨学金)。厚生労働省国際課、医政局地域医療計画課、公立昭和病院感染症科等を経て、現在、日本医師会総合政策研究機構主席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

かかりつけ医制度導入は日本の医療レスポンスを改善するのか? 英仏独の医療提供体制調査結果から日本の医療提供体制の課題を示す。

コロナ禍における日本の医療レスポンスの悪さが制度導入の論拠の1つとされる「かかりつけ医機能が発揮される制度整備」。25年施行を前に、かかりつけ医制度のあるイギリス、フランス及び同制度のないドイツを訪問し、各国の医療提供体制とコロナ対応を調査した日本医師会による調査結果から、日本の医療提供体制の課題を示す。




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