日本の女性のキャリア形成と家族―雇用慣行・賃金格差・出産子育て

著者:永瀬 伸子【著】
出版社:勁草書房

商品説明

内容説明

変わらなきゃならない。でも、まだ変わってはいないのだ。これまでさまざまな政策が実行されながらも、女性をとりまく、雇用慣行、資金格差、正社員/非正規社員間の壁、そして出産・育児・保育にまつわる困難は変わっていない。現代日本社会の30年余に及ぶ推移を丹念に追い、その課題解決を阻む構造的実態を理論的かつ実証的に明らかにする。問題の所在を見定め、課題克服の具体的な方策を提言。



目次

第1部 日本の女性の就業と少子化、家族の変化(現代日本のキャリアと出産の課題;女性の労働供給の変化を時代を追ってたどる;日本における「正社員」と「正社員以外の働き方」間の高い壁―日本の女性労働供給モデル;女性の労働供給の変化と経済理論;聞き取り調査から見る若年女性の仕事と家族形成 ほか)
第2部 政策効果の検証(育児短時間の義務化と結婚・出産・就業継続への影響;性別役割分業と第2子の出産―日本的雇用慣行が出生に与える影響;非正規雇用と正規雇用の賃金格差と就業調整問題―女性・若年の人的資本拡充のための施策;これからの日本の労働政策・家族政策・社会保障政策)



著者等紹介

永瀬伸子[ナガセノブコ]
お茶の水女子大学基幹研究院教授博士(経済学、東京大学)専門は労働経済学、社会保障論。1982年上智大学外国語学部英語学科卒。民間金融機関に勤務した後、東京大学経済学部を卒業。1995年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。東洋大学経済学部助教授、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科助教授を経て、2006年より教授。名称変更を経て現職。英語・邦語論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

変らなきゃならない。でも、まだ変わってはいないのだ。

現代日本の女性を取り巻くここ30年余の変化を見据え、仕事と出産・子育ての両立を阻む構造的実態、その問題の所在を明らかにする。

これまでさまざまな政策が実行されながらも、女性をとりまく、雇用慣行、賃金格差、正社員/非正社員間の壁、そして出産・育児・保育にまつわる困難は変わっていない。現代日本社会の30年余に及ぶ推移を丹念に追い、その十分な課題解決を阻む構造的実態を理論的かつ実証的に明らかにする。問題の所在を見定め、課題克服のための、具体的な方策を提言。




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