金融と法〈2〉デリバティブ・金融工学

著者:大垣 尚司【著】
出版社:勁草書房

商品説明

内容説明

各種のデリバティブを網羅的に取り上げ、その本質と全体像を掴むよう説明。金融工学、数理を「手触り感のある」平易な計算例や図解により、文系金融パーソンにも無理なく理解できるよう説明。デリバティブが企業ファイナンスにどういう役割を果たしているのかを立体的に学べるよう配慮。第3部のストラクチャードファイナンスの橋渡しとして、仕組債について概説。文系の読者のみならず理系の金融パーソンにも、ITを活用する前提となる金融技術の本質を掴むための入門書として役立つ。



目次

第1章 総論(デリバティブとは何か;デリバティブの法技術 ほか)
第2章 理論価格と金融工学のつかみ(先物の価格決定;スワップと先物 ほか)
第3章 企業とデリバティブ1(企業と金融リスク管理;投資意思決定とリアルオプション ほか)
第4章 企業とデリバティブ2(総論:報酬とデリバティブ;報酬と企業財務1:給与・賞与・退職金 ほか)
第5章 仕組債:デリバティブの投資商品化(総論;仕組債 ほか)



著者等紹介

大垣尚司[オオガキヒサシ]
1959年京都生まれ。1982年東京大学法学部卒業。日本興業銀行に入行。1985年米国コロンビア大学法学修士。金融商品開発部、ニューヨーク支店、ストラクチャードファイナンス部、興銀第一ファイナンシャルテクノロジー取締役、アクサ生命専務執行役員、日本住宅ローン代表執行役社長、立命館大学大学院法学研究科教授を経て、青山大学法学部教授・博士(法学)、同金融技術研究所長、一般社団法人移住・住みかえ支援機構代表理事、一般社団法人日本モーゲージバンカー協議会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

先端金融技術のうちデリバティブとその投資商品化について、金融技術やこれを支える理論を直感的にその本質を捉えられるよう説明。

先端金融技術のうち主として市場リスク(投機的リスク)を対象にしたデリバティブとこれを支える金融工学や数理を説明した上で、企業財務とデリバティブの関わりについて周辺領域を含めてできるだけ幅広く説明し、最後にデリバティブの投資商品化という視点から仕組債を中心に説明し、第3部のストラクチャードファイナンスに繋げる。




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