メタモルフォーゼの哲学

著者:コッチャ,エマヌエーレ【著】〈Coccia,Emanuele〉/松葉 類/宇佐美 達朗【訳】
出版社:勁草書房

商品説明

内容説明

地を這うイモムシと宙を舞うチョウは、どんなに形態が異なっていても同じ生きものである。こうした昆虫の変態と同様、あらゆる生きものの身体は「ただ一つの同じ生」が入り込む、一時的で過渡的な形態なのだ。いま世界で注目を集める哲学者コッチャがひらく生物種、土地、世代を超えたメタモルフォーゼの思考。



目次

1 誕生=出産(あらゆる自分は忘却である;ただ一つの同じ生 ほか)
2 繭(変様;昆虫 ほか)
3 再受肉(食事とメタモルフォーゼ;食べられること ほか)
4 移住(惑星規模の移住;乗り物の理論 ほか)
5 連関(多種の都市;種をまたいだ建築 ほか)



著者等紹介

コッチャ,エマヌエーレ[コッチャ,エマヌエーレ] [Coccia,Emanuele]
1976年イタリア生まれ。フィレンツェ大学博士(中世哲学)。フランスの社会科学高等研究院(EHESS)准教授。フライブルク大学准教授を経て、2011年より現職。邦訳書に、2017年のモナコ哲学祭賞を受賞した『植物の生の哲学―混合の形而上学』(勁草書房、2019年)がある

松葉類[マツバルイ]
1988年生まれ。京都大学文学研究科博士課程研究指導認定退学。博士(文学)。現在、同志社大学ほか非常勤講師。専門はフランス現代思想、ユダヤ思想

宇佐美達朗[ウサミタツロウ]
1988年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、日本学術振興会特別研究員(PD)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

私たちはただ一つの同じ生である。生は移動し、増殖し、変形する――まったく新しいエコロジーを導く、メタモルフォーゼの形而上学。

地を這う芋虫と宙を舞う蝶は、どんなに形態が異なっていても同じ生きものである。こうした昆虫の変態と同様、あらゆる生きものの身体は「ただ一つの同じ生」が入り込む、一時的で過渡的な形態なのだ。いま世界で注目を集める哲学者コッチャによる、生物種、土地、世代を超えたメタモルフォーゼの思考。
【原著】Emanuele Coccia Metamorphoses(Rivages 2020)




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