内容説明
“導入対話”で、保険会社の課長と新人とのやりとり、中堅弁護士と新人弁護士のやりとりを掲げ、基本的な考え方と対応方法を把握したうえで、詳細な解説により、なぜ、どうして、どのように対応したらよいのかがわかる!保険会社の手続を詳細に開示しており調査員としての基本的対応が理解できるとともに加害者側弁護士の実務の必須知識を獲得できる1冊!
目次
第1章 基礎知識(交通事故の損害賠償事案を取り扱うに際し、最低限必要な書籍は何か;損害賠償の算定基準にはどのようなものがあるか ほか)
第2章 事故状況(事故の初動対応で確認すべき点はどこか;刑事記録の確認方法は;工学鑑定は自己態様や過失割合の検討に有用か)
第3章 人身損害(治療費関係;休業損害;後遺障害;付添費、介護費)
第4章 物件損害(車両損害の算定はどのように行うか。評価損が認められる要件は何か;車両以外の物的損害の算定はどのように行うか、物に対する慰謝料は認められるか;代車費用が損害として認められるのはどのような場合か;休車損が認めらる要件や算定方法は)
第5章 その他の対応(人身傷害補償保険金を先行払いした後、加害者側に求償請求すべきなのはどのようなケースか。逆に加害者側の立場で人傷社から求償請求を受けた場合、どこに注意すべきか;弁護士委任する事案の選別はどのようにすべきか。また、交渉事案を弁護士に委任するにあたって留意すべき点はどこか;死亡・重症事案にはどのような姿勢で臨むべきか;クレーム事案、長期放置事案にはどのような姿勢で臨むべきか)
著者等紹介
松浦裕介[マツウラユウスケ]
2003年3月早稲田大学法学部卒業。2015年8月京橋総合法律事務所開設
岩本結衣[イワモトユイ]
2014年3月同志社大学法学部卒業。2017年12月京橋総合法律事務所入所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)