商品説明内容説明
経済を高圧状態にすることは、短期的に人や設備の稼働率を上昇させ、利益を増大させるだけではない。さまざまな経路を通じて生産性を上昇させることが、長期的な経済の拡大につながる。そのためには、金融と財政の両面で何をするべきか?日本を代表するエコノミストが日本経済の可能性を論じる!
目次
第1章 高圧経済論の源流と拡張可能性
第2章 フィリップスカーブとオークン法則から導かれる雇用と生産の拡大
第3章 日本経済には持続的円安の高圧経済が望ましい
第4章 高圧経済政策が労働市場にもたらした好影響―アベノミクス期の経験から
第5章 高圧経済が労働生産性に与える影響―OECD加盟国を中心としたパネルデータ分析
第6章 設備投資と高圧経済
第7章 高圧経済によってR&D投資増加・生産性向上 創造的合併も
第8章 高圧経済の実践とその結果―日本の高圧経済局面は高度経済成長期とアベノミクス期のみ
第9章 パンデミック下の積極的なマクロ経済政策の成功
著者等紹介
原田泰[ハラダユタカ]
名古屋商科大学ビジネススクール教授。東京大学農学部卒業。学習院大学経済学博士。1974年経済企画庁入庁、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事チーフエコノミスト、早稲田大学政治経済学術院教授、日本銀行政策委員会審議委員などを経て現職。第47回日経・経済図書文化賞。第29回石橋湛山賞、日本統計学会第3回中村隆英賞受賞
飯田泰之[イイダヤスユキ]
明治大学政治経済学部教授。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。駒澤大学経済学部等を経て現職。専門はマクロ経済学・経済政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
高圧経済論とは、金融と財政の両面から経済を需要超過にすることによって、あるいは、経済が超過需要状態にあっても金融財政両面からの緊縮を遅らすことによって、超過需要状態を継続し、短期的、長期的に経済を拡大させる考え方である。経済を高圧状態にすることで、短期的に稼働率を上昇させ、利益を上げるだけでなく、さまざま経路を通じて、生産性を上昇させ、長期的な経済の拡大につながる。
堂々たる執筆陣が日本経済の可能性を論考した比類なき1冊!
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