目次
1章 情報倫理とは(倫理とは;情報化社会と倫理;情報倫理とは)
2章 技術的な問題(セキュリティリスク;マルウェア;価値のパラダイムシフト)
3章 法律的な問題(サイバー犯罪;個人情報の保護;知的財産権)
4章 倫理的な問題(ネチケット;メディアリテラシー;情報倫理と教育)
付録 情報倫理に関する事例集(倫理;法律;技術)
著者等紹介
鞆大輔[トモダイスケ]
2000年近畿大学大学院商学研究科博士課程修了。現在、近畿大学経営学部教授。専門:情報倫理、プログラム設計論
矢野芳人[ヤノヨシヒト]
2010年大阪市立大学大学院創造都市研究科修士課程修了。現在:大阪商業大学総合経営学部助教。専門、情報教育、情報倫理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
情報化社会で安全に生活するために必要な情報倫理に関する知識や考え方を解説。社会情勢や技術の発達に伴い、内容をアップデート。
本書は、2011年に刊行された『学生時代に学びたい情報倫理』を最新の内容にアップデートした改訂版である。改訂内容は著作権法および個人情報保護法の改正に伴う更新、生成系AIと著作権の関わりに関する現時点での法解釈、暗号資産・NFTといった価値のデジタル化に関する解説、SNSやフェイクニュースなど個人と情報の受発信にまつわる内容の追記など多岐にわたる。
社会情勢や技術の発達に伴い情報倫理にまつわる問題は今後も劇的に変化していくが、そのような変化に対応するためにも「高い倫理観」「法律への知識」「最新技術の理解」という情報倫理の基礎を学ぶべく、本書を活用していただくことを願う。