内容説明
一人ひとり異なるASDの子どもの困りごとを、お父さんやお母さん、きょうだいがいち早く発見、理解、支援をすることで、子どもの孤立や不安を少なくします。
目次
第1章 ASDって、どんな障害?(発達障害は、なぜ起きる?;発達障害には主に三種類ある ほか)
第2章 ASDの子どもと上手に関わっていくには 未就学期(言葉がなかなか出てこない;意味のない動作を繰り返す ほか)
第3章 ASDの子どもと上手に関わっていくには 学童期(授業についていけない;集団行動が苦手 ほか)
第4章 家族がしてあげられること、してあげるべきこと(家族はつねに子どもの味方になろう;家庭でのしつけで注意することとは ほか)
第5章 ASDの子どもとその家族を支援するしくみ(ASDの治療の基本は“療育”(治療教育)
ASD生涯支援プログラム「TEACCH」が目指すものとは ほか)
著者等紹介
宮尾益知[ミヤオマストモ]
東京生まれ。徳島大学医学部卒業、東京大学医学部小児科、自治医科大学小児科学教室、ハーバード大学神経科、国立成育医療研究センターこころの診療部発達心理科などを経て、2014年にどんぐり発達クリニックを開院。専門は発達行動小児科学、小児精神神経学、神経生理学。発達障害の臨床経験が豊富(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
友だちと上手に遊べない、突然怒りだす。その原因はASDの特性かもしれません。子どもの特性を理解し親子が楽に暮らすための本。