日本人が移民だったころ

著者:寺尾 紗穂【著】
出版社:河出書房新社

商品説明

内容説明

「生きることを考えなきゃね。朝起きたら朗らかに」札幌、沖縄、そしてパラグアイ―。終戦後、植民地から日本へ引き揚げた家族たちが、開拓やさらなる移住によって辿り着いた場所とは。歴史に翻弄された庶民の「声」を拾い集める、聞き書きルポルタージュの決定版!



目次

父のいない戦後―札幌・平尾富士子さん
台風と格闘した開拓―種子島・中川博司さん
遊水地に拓いた未来―我孫子・玉根康徳さん
PTSDを呼び起こされる戦後―那覇・上原良二さん
死亡も補償も認められない 一六歳の兄の戦死―那覇・阿良光雄さん
靖国に祀られた母―札幌・野村武さん
パラグアイからアルゼンチンへ―埼玉・鈴木光さん
除草剤入らなかったらつぶれてた―パラグアイ・フラム 溝際孝市さん
二つの大和村を生きた夫―パラグアイ・エンカルナシオン 中村博子さん
移民の子が大使になった―パラグアイ・フラム 田岡功さん



著者等紹介

寺尾紗穂[テラオサホ]
1981年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻比較文学比較文化コース修士課程修了。2006年にシンガーソングライターとしてミニアルバム『愛し、日々』をリリース。07年にアルバム『御身』でメジャーデビュー。音楽活動のかたわら、ノンフィクションやエッセイを執筆し、文筆家としても活躍中。09年よりビッグイシューサポートライブ「りんりんふぇす」を主催。21年、自身のレーベルとして「こほろぎ舎」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

日本はかつて国策として移民を推奨する「移民送り出し国」だった。沖縄からパラグアイまで開拓地をめぐり、戦争に翻弄された労働者たちの声を拾い集める、聞き書きルポルタージュの決定版。




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