内容説明
『伊勢物語』の主要古注釈を体系的に編集した「伊勢物語古注釈大成」シリーズついに完結。本書には、『初度本伊勢物語拾穂抄』(大阪大学附属図書館蔵)および、『伊勢物語拾穂抄延宝八年刊本』(片桐洋一蔵)を収める。北村季吟の『伊勢物語』注釈書。室町時代の注釈の集大成であり、版本は広く流布し、後の『伊勢物語』注釈に大きな影響を与えた。
目次
初度本伊勢物語拾穂抄(大阪大学附属図書館蔵)
伊勢物語拾穂抄 延宝八年刊本(片桐洋一蔵)
著者等紹介
片桐洋一[カタギリヨウイチ]
1931年生まれ。京都大学大学院博士課程単位取得。大阪女子大学名誉教授
山本登朗[ヤマモトトクロウ]
1949年生まれ。京都大学大学院博士課程単位取得。京都光華女子大学・関西大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)