目次
1 ビジネスパーソンが押さえておくべき現代のキーワード ESGとはいったいどのようなものか?
2 これからの時代の投資のスタンダード 投資の世界で存在感を増す「ESG投資」
3 ESGのデファクトは欧州が主導している!目を覚まさないと日本企業は世界に取り残される
4 ESGを実践するのは企業経営の常識に!なぜ企業は「ESG経営」を推し進めるのか
5 消費者に支持されれば心強い味方になってくれる!ESGを推進するには「消費者」を巻き込め
6 早くから動き出せば大きなベネフィットが期待できる 中小企業にこそESGはチャンスをもたらす
7 先進的な実践事例からESGを学ぶ ESG経営を行う大企業の戦略を見てみよう
著者等紹介
夫馬賢治[フマケンジ]
株式会社ニューラルCEO。サステナビリティ経営・ESG投資コンサルティング会社を2013年に創業し現職。ニュースサイト「Sustainable Japan」編集長。環境省、農林水産省、厚生労働省のESG関連有識者委員会委員。Jリーグ特任理事。水・衛生NGOウォーターエイドジャパン理事。国内外のテレビ、ラジオ、新聞でESGや気候変動の解説を担当。全国や海外での講演も多数。ハーバード大学大学院サステナビリティ専攻修士。サンダーバードグローバル経営大学院MBA。東京大学教養学部国際関係論専攻卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
★業種別のESG課題がひと目でわかる「マテリアリティマップ」付き!
環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)を指す「ESG」という言葉が、SDGsと並んで注目を集めています。「ESG投資」「ESG経営」「ESG課題」といった使われ方が多いことからもわかるように、「投資家」「企業」そして「消費者」の視点からESGを捉えることが重要です。しかし、ESGという言葉を知っており、それが「環境・社会・ガバナンス」を指すことがわかっても、それがどのように社会に影響を与えるのか、なぜ今、注目されるようになっているのか、その本質的な意味を理解している人は多くありません。本書では、「社会課題の解決と経済合理性が両立する世界のルール」「ESG経営がもたらす3つのメリット」「エシカルな消費志向と消費者の不買運動」など具体的なトピックを挙げて、今なぜESGという考え方が必要とされ、それが世の中にどのような影響を及ぼすのかを説明していきます。国内外企業の実践事例はもちろん、巻頭にはSASBの「マテリアリティマップ」を掲載。読者の会社や業界で「何をすべきか」がわかります!