内容説明
本書では、MPLAB X IDEに組み込んで使えるフレームワーク「Harmony v3」を使って、できるだけ簡単に高機能なプログラムを作成する方法を解説しています。Harmony v3を使えば、入出力ピンやタイマ、シリアル通信、ADコンバータなどの周辺モジュールはもちろん、USBゲスト/ホスト、ファイルシステムを使ったアプリケーションまで、GUIベースで簡単に作成できます。掲載した作例は、各機能を試すためのトレーニングボードや、SDカードを使ったデータロガー、センサのデータをクラウドに送信するIoTセンサ、リチウムイオン電池充電マネージャ、蛍光表示管時計です。SAMファミリを使って、高性能な32ビットマイコンを体感してみましょう!
目次
第1章 SAMファミリの概要
第2章 SAM D21ファミリのアーキテクチャ
第3章 トレーニングボードの製作
第4章 プログラム開発環境とインストール方法
第5章 MHCを使ったプログラム開発方法
第6章 周辺モジュールの使い方
第7章 ミドルウェアとドライバの使い方
第8章 実際の製作例
付録A マイコンのはんだ付け方法
著者等紹介
後閑哲也[ゴカンテツヤ]
1947年愛知県名古屋市で生まれる。1971年東北大学工学部応用物理学科卒業。1996年ホームページ「電子工作の実験室」を開設。子供のころからの電子工作の趣味の世界と、仕事としているコンピュータの世界を融合した遊びの世界を紹介。2003年有限会社マイクロチップ・デザインラボ設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)