内容説明
華やかなサービスも最先端技術もなかった。テスト業務というIT業界の「下流の仕事」を磨き上げた。埋もれた人材に光を当て、力を最大限に引き出す人的資本経営で市場を切り開いた。「まさか自分がIT技術者に!?」隠れた能力を引き出す仕組み。
目次
第1章 【SHIFTの勝ち筋】ブラックボックスを解き放て
第2章 【評価・育成編】部下の給与を上げることが上司の仕事だ
第3章 【採用戦略編】目指すは年5000人、採用力をさらに「爆上げ」
第4章 【エンゲージメント編】会議の盛り上がりも数値で計測、「おせっかい」を焼きまくる
第5章 【営業戦略編】優秀な人に頼らず営業も「仕組み化」
第6章 【丹下大社長インタビュー】人的資本革命は終わらない
著者等紹介
飯山辰之介[イイヤマシンノスケ]
2008年に日経BPに入社。日経ビジネス編集部に配属され製造業や流通業などを担当。13年、日本経済新聞社に出向。証券部でネット、ノンバンク関連企業を担当。15年に日経ビジネスに復帰し、電機・通信関連業界を中心に取材。バンコク支局長などを経て、25年4月から日経ビジネス副編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「部下の給与を増やせない上司は不要」。
SHIFTの「人的資本経営」のスタンスを象徴するのがこの言葉だ。「給与は人材という資本への投資であって、コストではない」とSHIFTの丹下大社長は断言する。
IT企業でありながら「元警察官だろうがキャバクラだろうが引きこもりだろうが、前職を問わない」採用、「トップガン」と呼ばれる社員の隠れた能力を引き出す仕組み、急成長した社員が稼げば「前年比で600万円の昇給」が当たり前に行われる風土。これらが「上場10年で売上高50倍」という驚異的な数字に結実した。人の能力をとことん引き出し、企業の成長につなげる。丹下社長ら経営陣、そして現場への密着取材で、SHIFTの「究極の人的資本経営」を徹底解剖する。
【目次】