薬剤師力がぐんぐん伸びる　エキスパートが伝授！糖尿病フォローアップの勘所

内容説明

糖尿病治療薬の処方箋応需時、チェックすべき項目＆説明・指導すべき項目が分かる。糖尿病患者への薬剤師の介入ポイントが網羅的に分かる１冊！糖尿病の薬学マネジメントをエキスパート薬剤師が丁寧に解説。

目次

１　基礎編　フォローアップに必要な糖尿病の知識（糖尿病とは　治療目標は合併症予防と予後やＱＯＬの維持；血糖コントロール目標　６５歳未満と高齢者の目標値を把握する；薬物療法のアルゴリズム　薬剤選択の考え方を知っておこう　ほか）
２　薬剤編　押さえておきたい薬剤別フォローアップポイント（ＤＰＰ‐４阻害薬　安全性が高いが、油断は禁物；メトホルミン　乳酸アシドーシスを起こさないようリスク回避を；ＳＧＬＴ２阻害薬　脱水に注意しながらメリハリある飲水指導を　ほか）
３　実践編　カンファレンスで学ぶフォローアップの勘所（“Ｄｏ処方”が続いている７８歳男性患者、何をフォローする？；腎機能が悪い７６歳女性患者にＳＧＬＴ２阻害薬が追加、気を付けたいことは？）

著者等紹介

阿部真也［アベシンヤ］
つなぐ薬局足立（東京都足立区）。２００７年北里大学薬学部卒業、０９年同大大学院修士課程修了。レジデントを経て、１１年北里大学北里研究所病院に入職し、内科、外科病棟を担当する。１９年、在宅医療を強みとするワイズ株式会社（千葉県柏市）つなぐ薬局に入社し、２０年より現職。２１年から帝京大学薬学部で薬学教育にも従事。日本糖尿病療養指導士、糖尿病薬物療法認定薬剤師、医療薬学専門薬剤師、地域薬学ケア専門薬剤師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

出版社内容情報

糖尿病治療薬の処方箋応需時 チェックすべき項目＆説明・指導すべき項目が分かる！

薬局薬剤師が糖尿病患者をフォローアップする上で必要となる病態の知識、および処方薬別のフォローアップポイントを、日本糖尿病療養指導士、糖尿病薬物療法認定薬剤師である阿部真也氏が丁寧に解説しました。糖尿病患者に対して、薬物療法のリスクを最小限に抑えつつ、最大の治療効果（＝リターン）を引き出すために、薬剤師はどう関わるべきか――。本書を読めば、その勘所が見えてくる！ 薬局薬剤師による薬局薬剤師のための実践書。