内容説明
ついにトヨタも品質不正!何がいけなかったのか?解決策を一挙掲載。
目次
第0部 トヨタの認証不正
第1部 品質コンプライアンスの基礎(品質不正に陥る原因;品質コンプライアンスの取り組み方;品質コンプライアンスとタテ社会)
第2部 全社的な課題解決(人事ローテーションの活性化;内部通報制度の生かし方;パワハラ撲滅へ;職場マネジメントの課題解決)
第3部 部門別の課題解決(開発・製造部門の課題解決;品質保証・検査部門の課題解決;経営の課題解決;子会社の品質コンプライアンス;監査役監査・内部監査について;調査報告書を再発防止に生かすために)
著者等紹介
安岡孝司[ヤスオカタカシ]
1985年みずほ情報総研(旧富士総合研究所)入社。金融技術開発部部長などを経て、2009年芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科教授(2019年まで)。社会人学生向けに企業リスク管理、企業財務、財務分析、金融工学などの講義・演習を担当。大阪大学理学部数学科卒、神戸大学大学院理学研究科修了、九州大学大学院数理学研究科修了。博士(数理学、九州大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
2024年6月、トヨタ自動車の法規認証試験を巡る不正が明らかになりました。「レクサス」ブランドが世界で最高レベルの評価を受けるなど、これまでに築き上げた「品質のトヨタ」の不正行為は社会全体に大きな衝撃を与え、品質不正問題の根深さを示しました。
どうすれば不正を防ぎ、品質コンプライアンスを強化できるのでしょうか――。品質保証部門の独立性を担保する、人事ローテーション制度を導入するなど、様々な解決策が指摘されていますが、言うは易し行うは難し。実際に品質コンプライアンスに取り組んでいる人は限界を感じているといいます。なぜなら、経営陣を動かすことや職場の風土を変えることがとても難しいからです。
この壁を突破するには、問題の本質を体系的に説明すること、同じ問題意識が他社にもあるという事実を示すことが重要で、本書がその一助となります。品質コンプライアンスの担当者向けに講演や研修を多数実施する著者が、製造や検査などの現場や経営・マネジメント層から直接打ち明けられた質問や意見に対し、体系的に整理しながら答えていきます。このQ&Aは、経営陣を突き動かし現場風土を変える強い力を身につけるのに役立ちます。