内容説明
「デジタルの壁」を超えて、武器にする!新しいテクノロジーを駆使して「求められる人材」であり続けるために。キャリアの可能性を広げ、未来を拓くための着実なステップを分かりやすく解説。
目次
1 “リスキリング”とは何なのか?(なぜ日本でもDX―リスキリング?)
2 “デジタルの壁”を越えるための資格とスキル(「Di‐Lite」、DXの第一歩となる三大資格)
3 リスキリングは、何からどう始めるか(リスキリングの準備運動―キャリア開発への挑み方;国も促すDX人材育成;AIリテラシーの身につけ方;DXに必須のデータ活用術 ほか)
4 今後のキャリアはリスキリングで変えられる(地方の自治体でもデジタル人材育成(愛媛編)
地方の自治体でもデジタル人材育成(鳥取編)
【企業事例】イオンのデジタル人材育成
産官学連携で外国人のデジタル人材育成(宮崎編) ほか)
著者等紹介
早津昌夫[ハヤツマサオ]
トレノケート株式会社代表取締役社長。大学卒業後、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社へ営業として入社し、数多くの企業のIT導入に携わる。外資系ITベンダーを経て、2010年にトレノケート株式会社(旧名:グローバルナレッジネットワーク株式会社)へ参画。営業としてのキャリアを積み上げ、部長、本部長、役員を経て、22年4月より現職。デジタル人材育成学会の役員も務める
祁答院薫[ケドウインカオル]
デジタル教育推進機構理事長、デジタル人材育成学会会長。1989年に東京海上火災保険に入社。主にIT部門においてIT戦略の企画業務を担当。2015年から東京海上のIT企画部参与(部長)。19年、博士号取得を機に30年間務めた東京海上を退職して大学教員へ転じる。その後、名古屋経済大学教授や千葉工業大学教授を歴任。政府(経済産業省)やIPAの委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「デジタルの壁」を超えて、武器にする!
新しいテクノロジーを駆使して「求められる人材」であり続けるために。
キャリアの可能性を広げ、未来を拓くための着実なステップを分かりやすく解説。
本書は、人材育成を手掛ける会社の代表とデジタル人材育成学会の会長が、「そもそも、なぜDXが必要なのか」「学び直しと言われても、何をどう学べばよいのか分からない」と悩むビジネスパーソンに、DXの初歩やリスキリングの足がかりを解説するものです。
現在、国や企業は変化を続ける環境に対応するため、知識やスキルを学び直す「リスキリング」を推奨していいます。具体的には、国が勧める「Di-Lite(ディーライト)」と呼ばれる3つの基礎的な資格にはじまり、AIやデータ分析、クラウド、セキュリティなど、その分野は多岐にわたります。それらを統合的に「求められるスキル」として、ガイドブック的に分かりやすく解説します。
著者は「『DXに対応する基礎的な学び方を詳しく知りたい』という声は多い。効果的な勉強法のコツも含めて、初心者向けのガイドとなるような書籍がなく、またインターネットで調べても、横文字の専門用語が並び、意味が分からず戸惑う方も少なくない」と指摘しています。本書では、リスキリングの基礎的な情報に加えて、企業や地方、学校でのDX関連事例や政府の動向についても紹介。リスキリングの始め方からその効果まで、具体的にイメージできるようになります。
随所に用語解説も添えられ、ITなどの専門知識がなくても簡単に理解できる内容・構成で、デジタルスキル習得に意識のあるビジネスパーソンにとって、示唆に富む一冊です。
【目次】
CHAPTER1 “リスキリング”とは何なのか?
CHAPTER2 “デジタルの壁”を越えるための資格とスキル
CHAPTER3 リスキリングは、何からどう始めるか
CHAPTER4 今後のキャリアはリスキリングで変えられる