商品説明出版社内容情報
■ この1冊で両方のツールを使いこなせるようになれる!
パソコンで仕事を効率化――。といっても、実はたくさんの手作業があるのがパソコンでの作業です。これをまとめて自動化する手段として注目されているのがPower AutomateとPythonです。
でも、どっちを使えばいいの?という疑問もごもっとも。それぞれ特徴があり、どちらが優れていると決められるものではありません。ケースバイケースなので、どちらを覚えるのがいいとは言い切れず……。それならどちらも使えるようになってしまえばいいのでは?
本書は、どちらのツールも使えるようになってしまおうという、ちょっと欲張りな1冊です。皆さんの目的は、ツールの使い方を覚えることではなく、自分の仕事をいかに自動化するかのはずですよね? だから、その勘所を要件定義とフローチャートで整理するのが実は最も重要なのです。本書では6種類のビジネス課題をミッションととらえ、そのミッションをいかに解決するかを真っ先に考えます。
重要なのは、そのミッションを解決するにはどのようなデータをどのように扱うか、そして何をどの順番で処理していくか、です。本書ではそこを、要件定義とフローチャート作りで整理します。そこまでできてしまえば、実はプログラミングは山場を越えています。Power AutomateでもPythonでも、実際にプログラミングするのは最後の仕上げ段階に過ぎません。なのでまずは要件定義から始めて、フローチャートの作成を目指します。
本書では、さまざまな職場でありがちな、かつさまざまな業務に共通する6つのミッションを取り上げ、それを解決していきます。Webアプリケーションとの連携プログラムもカバーしました。それに加えて、より利便性を要求する4つの追加ミッションも用意しました。合計10のミッションを自動化するPower AutomateとPythonのプログラミングを通じて、仕事上の面倒な手作業をコンピューターにやらせるための処理の作り方、それをプログラムにする勘所を身につけることができます。その結果、Power AutomateとPython、どちらかではなく、両方を使いこなせるビジネスパーソンになれるのです。
「Power Automateは使ってはみたけど、Pythonにも興味があって……」という人や、「Pythonは使えるようになったものの、Power Automateはどんなもんなんだろう」という人に本書はお薦め。そしてもちろん「Power AutomateとPython、どちらから始めたらいいんだろう」という人にもピッタリ! 両方いっぺんに始めてしまいましょう。
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