内容説明
「子どもをどう育てればよいのかわからない」「子どもが何を考えているのかわからない」こうしたお悩みのあるみなさんに向けて、特性ある子の育児に必要な考え方と実践的な育児のテクニックをご紹介します。特性ある子の育児のコツは、親が上手に肩の力を抜きながら、その子に合った対応をすることです。その理由や大切さも、本書を通じてお伝えします。親として、教育者としてのノウハウを凝縮!
目次
序 本書の基本的な考えかた―「できない」の本当の理由を考える
第1章 育児書を捨てれば、楽になる
第2章 生活習慣のコツ
第3章 自立のコツ
第4章 言葉とコミュニケーションのコツ
第5章 感情のコントロールのコツ
第6章 学校や園生活のコツ
第7章 学習のコツ
著者等紹介
攪上雅彦[カクアゲマサヒコ]
発達障害児教育専門家。フォレストグループ顧問・フォレスト個別指導塾塾長。群馬大学教育学部障害児教育専攻卒。2014年に小学生の長男が自閉症スペクトラム(ASD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)、知的障害の一歩手前の広汎性発達障害であることが判明し、20年以上経営した学習塾を閉鎖。障害児教育の専攻経験も踏まえ、大阪医大LDセンターで研修を受けて学習アプローチを学び直し、発達障害向け放課後等デイサービスと個性ある子のための個別指導塾をオープンする。小学校低学年で漢字が書けなかった長男は、小学校在学中に英検3級に合格し、私立大学付属中学校に合格。自らの実体験に基づいた的確な指導には、多くの保護者からも定評がある
攪上理恵[カクアゲリエ]
フォレストグループ代表。発達障害児向け教育事業グループの代表として、放課後等デイサービスを5事業所、児童発達支援、個性ある子のための個別指導塾、算数オリンピックをめざす子のための塾を運営。小学生の長男が広汎性発達障害と判明後、専門機関の指導により栄養療法を実践。医療関係者向けオーソモレキュラー療法や医師主催の栄養療法を学び、食事の栄養バランスの変更で体質や行動を大きく改善させる。オーソモレキュラー協会代表の溝口徹医師著『発達障害は食事でよくなる』(青春出版社刊)では、改善事例として紹介され、グループ内でも栄養的アプローチを適用した改善実績がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)