内容説明
映画音楽の作曲における研究と実践―その第一人者である著者が基礎知識から作曲技法までを余すところなく初公開!映画、TVドラマ、アニメ、ゲームなどあらゆる映像音楽の制作に役立つ。
目次
第1部 映画音楽制作の基礎知識(イントロダクション;映画音楽制作のプロセス;サウンドトラック ほか)
第2部 映画音楽5つの論理的配置(音楽の意図;「音楽の意図」分析準備;『デーヴ』の「音楽の意図」分析 ほか)
第3部 映画音楽の作曲技法(ライトモティーフの技法;心理を表す技法(静的な表現)
ショートキューの技法 ほか)
著者等紹介
栗山和樹[クリヤマカズキ]
1963年神戸市生まれ。国立音楽大学音楽学部作曲学科卒業、同大学院音楽研究科修了。文化庁芸術家在外研修制度によりスタンフォード大学に留学。映画音楽研究により博士号取得(大阪大学)。国立音楽大学教授、大阪芸術大学客員教授、洗足学園音楽大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
著者は、国立音楽大学、同大学院で作曲を学び、映画、NHKの大河ドラマや朝の連続テレビ小説などテレビドラマ、アニメ、ゲーム音楽の作曲を行うかたわら、各音大で映画音楽に関する研究・講義をし、映画音楽研究により大阪大学より博士号を取得。この分野の第一人者である。本書は、著者がこれらの活動を通して培った作曲技法を余すところなく公開し、具体的に映画音楽を作曲するときに役立つ画期的な一冊である。第1部では、映画音楽がどのように制作されるのかという基礎知識を概説。第2部では、映画に論理的に音楽を配置する方法を5つのポイントを中心に考察。第3部では、映画音楽の作曲技法を解説。作曲技法は基礎知識を学ぶ人にも概ね理解できるよう平易にまとめ、基礎知識は作曲技法を学ぶ人の利便に沿って基礎知識としてまとめている。映画音楽作曲家/業界スタッフの学生等志望者必携の書。TVドラマ、アニメ、ゲームなどの音楽制作にも役立つ。