内容説明
自らの感性に基づいてメロディに伴奏和音をつけるための考え方を、「実用」に徹して平易に説いた名著、待望の復刊。
目次
主要三和音
主要三和音の転回
属七の和音
終止形と属七の和音の使い方
旋律に和音をつける方法
主要三和音以外の和音
副三和音とその使い方
減七の和音
減七の和音の使い方
副七の和音その他〔ほか〕
著者等紹介
中田喜直[ナカダヨシナオ]
1923年生まれ。1943年、東京音楽学校(現・東京芸術大学音楽学部)ピアノ科卒業。戦後、「新声会」に属し、1947年歌曲集『六つの子供の歌』『海四章』『木兎』等を発表して本格的な作曲活動を始める。1949年、NHK毎日音楽コンクールでの『ピアノ・ソナタ』入賞以来、毎日音楽賞、芸術祭賞、紫綬褒章等多数の賞を受ける。歌曲、合唱曲、童謡、ピアノ曲など多くの作品を残した。また1964年から1993年までフェリス女学院大学音楽学部教授を務め、音楽教育にも尽力した。2000年5月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)