目次
第1章 社会学を再構築する
第2章 マルクス主義に対するポランニーの接近と離反の二重運動
第3章 資本主義対民主主義
第4章 民主的専制―ソヴィエト連邦
第5章 『大転換』の再構築
第6章 リージョナリズムとヨーロッパ連合
第7章 知識人と赤狩り
第8章 メソポタミアにおける再分配と市場交換
第9章 古代ギリシアの市場―新制度主義の挑戦
著者等紹介
デイル,ギャレス[デイル,ギャレス] [Dale,Gareth]
ロンドン・ブルネル大学政治・歴史学部上級講師。博士(政治・政策研究/マンチェスター大学)。研究領域は、東ドイツの歴史、カール・ポランニー、国際人口移動、欧州統合、気候危機、経済成長のイデオロギーなど、多岐にわたる
若森章孝[ワカモリフミタカ]
1944年生まれ。名古屋大学大学院経済学研究科修士課程修了。博士(経済学)。関西大学名誉教授
東風谷太一[コチヤタイチ]
1978年生まれ。東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。東京外国語大学ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
第一次世界大戦?大恐慌?ファシズム?第二次世界大戦へ。自由主義的資本主義が行き詰まり、民主主義の危機の時代に対峙したポランニー。その思想的系譜と理論の全体像を描き出し、今日的意義を明らかにする。
【推薦】斎藤幸平氏(大阪市立大学准教授)