内容説明
〓(べん)池城の戦いで、勇将・黄飛虎とその四天王、土行孫と〓(とう)嬋玉夫妻までもが討死した。呂尚は新兵器「弩」と震駭車を開発して張奎率いる騎馬軍団を破り、ついに孟津に到着する。会盟が開かれ、武王は諸侯の願いによって盟主となった。黄河を渡り、袁洪将軍率いる殷軍20万を破った会盟軍は、朝歌を目指して進撃。紂王は自ら100万の軍勢を整え、牧野に一大陣地を張って待ち受けた。巨匠の絶筆となった中国最古の戦いを描く堂々の完結編。
著者等紹介
横山光輝[ヨコヤマミツテル]
1934年(昭和9年)6月18日、兵庫県神戸市須磨区生まれ。銀行員、映画興行会社宣伝部員などを経て、55年「音無しの剣」でデビュー。91年「三国志」で漫画家協会賞優秀賞、04年「全作品」で文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
まばゆいほど面白い 超封神演義!
巨匠の絶筆!
戦慄、壮絶、そして感動。
太公望、新兵器投入でベン池を抜く。
八百諸侯が会盟し武王が盟主に。
会盟軍は牧野で待ち受ける紂王率いる
百万軍勢に挑む・・・・・・
目次:
土行孫の挑戦/土行孫の最期/伝説の武器「弩」/紂王の暴虐/戦闘準備整う/決戦/塁虚の陣/張奎夫婦の最期/会盟/朝歌をめざして/最後の防衛線/青銅の武者/常昊の幻術/矢の雨/防衛線突破/牧野へ/領民の反乱/紂王覚悟/鹿台と共に
・殷周伝説関連地図
・その後の太公望