内容説明
平和の聖書神学、歴史的名著がついに邦訳!聖書は現実世界の矛盾にどう応えるのか?修復的正義から「包括的救済」を読み解く。
目次
1章 シャローム―私たちの信仰の中心
2章 シャローム―聖書の平和
3章 正義こそ基本
4章 救い―行動するシャローム・ジャスティス
5章 贖い―神の正義の行為
6章 律法―シャローム・ジャスティスの手段
7章 国家、シャローム、正義
8章 預言者、国家、そしてシャローム
9章 イエス―神のメシア
10章 今日におけるシャロームづくり
著者等紹介
ヨーダー,ペリー・B.[ヨーダー,ペリーB.] [Yoder,Perry B.]
米国インディアナ州エルクハート市にある合同メノナイト聖書神学校(AMBS)の旧約聖書学教授(2005年に引退し、現在は名誉教授)。ペンシルベニア大学より古代近東言語・文学の分野でPh.D.を取得(1970年)(博士論文はヘブライ語)。同大学院在学中に、1年間エルサレムにあるヘブライ大学に留学。AMBSの教授職に就任する以前は、ブラフトン・カレッジ(オハイオ州:1968‐75年)と、ベテル・カレッジ(カンザス州:1977‐84年)で教えた。この2校の在職期間に挟まれた2年間(1975−77年)は、メノナイト・ボランタリー・サービス(Mennonite Voluntary Service)主催のもと、各地の教会において巡回聖書教育を担う「人々のための御言葉の教師」(People’s Teacher of the Word)を務めた。1940年オレゴン州ポートランド生まれ。1958年にウェスタン・メノナイト・ハイスクールを卒業し、1962年に、社会学専攻でゴシェン・カレッジ(インディアナ州)を卒業
河野克也[カワノカツヤ]
1965年生、国際基督教大学(教養学部人文科学科:B.A.)、東京聖書学院、神戸ルーテル神学校(M.Div.)、合同メノナイト聖書神学校(現アナバプテスト・メノナイト聖書神学校:M.A.Theological Studies)、デューク大学神学部(Th.M.新約聖書学)、サザン・メソジスト大学大学院宗教学博士課程(新約聖書学:満期退学)で学ぶ。現在、日本ホーリネス教団中山キリスト教会牧師、青山学院大学、日本聖書神学校非常勤講師
上村泰子[カミムラヤスコ]
1962年、北海道生まれ。日本メノナイト札幌ベテルキリスト教会所属。北海道石狩翔陽高等学校教諭。北星学園大学英文学科卒業。北海道教育大学旭川校大学院教科教育専攻、学校臨床心理専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)