内容説明
材料の採取法、標本の固定法、染色法、観察法、重要所見の特徴とその読み方を網羅的に解説。
目次
1 顕微鏡の基本(顕微鏡の原理と調整法;顕微鏡写真撮影のコツ)
2 微生物検査(固定法の種類と特徴;染色法の原理と特徴 ほか)
3 一般検査(一般検査に関する形態像観察の基礎;顕微鏡標本の作製法 ほか)
4 血液像(血球の産生と機能;標本の作製と保存 ほか)
5 細胞診(基礎知識;標本作製法 ほか)
6 病理(病理形態像の観察の仕方、考え方;病理標本の種類と目的 ほか)
著者等紹介
菅野治重[カンノハルシゲ]
高根病院・副院長
相原雅典[アイハラマサノリ]
株式会社ファルコバイオシステムズ東京研究所
伊瀬恵子[イセケイコ]
千葉大学医学部附属病院検査部
伊藤仁[イトウヒトシ]
東海大学医学部付属病院病理検査技術科
手島伸一[テシマシンイチ]
同愛記念病院研究検査科
矢冨裕[ヤトミユタカ]
東京大学大学院医学系研究科臨床病態検査医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
顕微鏡検査に必要な知識を網羅した一冊。総論では、材料の採取法、標本の固定法、作成法、染色法、観察法など、顕微鏡検査の基本的な知識と手技を解説。各論では、すべての技師が見逃してはならない重要な臨床所見の読み方と医師への報告法、そして異常所見が認められた場合の対応法を解説する。好評を博した「検査と技術」増刊号「顕微鏡検査のコツ―臨床に役立つ形態学」待望の書籍化。臨床検査技師必読の一冊。