内容説明
自然ツーリズムとは何か。エコツーリズムをはじめアドベンチャーツーリズムやルーラルツーリズムなど多様な形態がある。自然とその仕組みを理解して楽しむこと、自然を保全し適正利用を行うこと、自然と人間の合理的な関係を持続させることを目的とする。そのような自然を後世に財産として残していくためにも、自然ツーリズムを学ぶ意義は大きい。
目次
自然ツーリズム学とは何か
自然ツーリズムの基礎としての地理学
自然ツーリズムの基礎としての生態学
自然ツーリズムの基礎としての土壌学
自然ツーリズムの基礎としての情報学
エコツーリズムの見方・考え方
ルーラルツーリズムの見方・考え方
ジオツーリズムの見方・考え方
世界自然遺産・国立公園におけるツーリズムの見方・考え方
都市域における緑地空間のツーリズムの見方・考え方
自然ツーリズムとオーバーユース
自然ツーリズムと災害−自然災害のリスク管理として
自然ツーリズムと地域計画・地域づくり
自然ツーリズムと環境教育
自然ツーリズムと計画システム
自然ツーリズムの社会的意義と将来的課題―自然ツーリズム先進国ニュージーランドから学ぶこと
著者等紹介
菊地俊夫[キクチトシオ]
1955年栃木県に生まれる。1983年筑波大学大学院地球科学研究科博士課程修了。現在、首都大学東京大学院都市環境科学研究科教授。理学博士
有馬貴之[アリマタカユキ]
1983年徳島県に生まれる。2011年首都大学東京大学院都市環境科学研究科博士課程修了。現在、帝京大学経済学部観光経営学科講師。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)