流体力学シリーズ 分子気体力学

著者:曾根 良夫/青木 一生【著】/日本流体力学会【編】
出版社:朝倉書店

商品説明

内容説明

本書は、京都大学工学部および工学研究科における講義をもとにこの分野の基本的事項を最近の成果まで含めてまとめたものである。



目次

1 Boltzmann方程式
2 非常に希薄な気体の振舞
3 やや希薄な気体の振舞:漸近理論とその応用
4 中程度に希薄な気体の振舞
5 蒸発・凝縮を伴う流れ
付録1 球対称作用素とテンソルの球対称な場
付録2 直接シミュレーション法



出版社内容情報

気体分子運動論の立場から,広範な条件での気体の振舞いを取扱う分子気体力学について基本的事項を最近の成果まで含め詳述。〔内容〕非常に希薄な気体の振舞い/やや希薄な気体の振舞い/中程度に希薄な気体の振舞い/蒸発・凝縮を伴う流れ

【目次】
1. Boltzmann方程式
 1.1 まえおき
 1.2 速度分布関数と巨視的変数
 1.3 Boltzmann方程式の誘導1
 1.4 2体衝突
 1.5 Boltzmann方程式の誘導2―衝突項―
 1.6 B(●αiVi●,V)
 1.7 対称関係式
 1.8 保存方程式
 1.9 平衡解
 1.10 局所平衡解
 1.11 境界条件
 1.12 H定理
 1.13 平均自由行程
 1.14 モデル方程式
 1.15 無次元化方程式
 1.16 線形化方程式―静止平衡状態まわりの線形化―
 1.17 相似則
 1.18 文 献
2. 非常に希薄な気体の振舞
 2.1 まえおき
 2.2 自由分子流の一般解
 2.3 自由分子気体の初期値問題
 2.4 自由分子気体の境界値問題
 2.5 自由分子気体の静力学(加熱・冷却物体群のまわりの自由分子気体)
 2.6 自由分子気体中の加熱・冷却物体に働く力
 2.7 分子同士の衝突の効果
 2.8 文 献
3. やや希薄な気体の振舞:漸近理論とその応用
 3.1 まえおき
 3.2 線形理論
 3.3 弱非線形理論
 3.4 非線形問題
 3.5 漸近理論の応用
 3.6 文 献
4. 中程度に希薄な気体の振舞
 4.1 まえおき
 4.2 二,三の準備
 4.3 平行2平板間の流れ
 4.4 その他の流れ
 4.5 非線形効果と非定常流
 4.6 差分法による数値解法(第4章付録)
 4.7 文 献
5. 蒸発・凝縮を伴う流れ
 5.1 まえおき
 5.2 平面凝縮相における蒸発・凝縮(半無限領域の問題)
 5.3 平面凝縮相間の流れと逆温度勾配現象
 5.4 物体からの蒸発流
 5.5 球状凝縮相を過ぎる流れ
 5.6 境界条件の一般化
 5.7 文 献
6. 付録I 球対称作用素とテンソルの球対称な場
 6.1 まえおき
 6.2 球対称作用素と衝突積分作用素
 6.3 衝突項に関連した関数族の関係式
 6.4 対称テンソルの球対称な場
7. 付録II 直接シミュレーション法
 7.1 まえおき
 7.2 準 備
 7.3 DSMC法の手順
 7.4 DSMC法の理論的背景
 7.5 計算の省力化
 7.6 計算例
 7.7 文 献
8. 索引(和・欧・記号)




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