山口組のキッシンジャーと呼ばれた男―黒澤明その激動の生涯

著者:山平 重樹【著】
出版社:徳間書店

商品説明

内容説明

山口組分裂を機に断腸の思いで渡世から足を洗った男はいまだ胸にたぎる情熱、その燃焼先を求めてフィリピンへと渡った。そこで反政府ゲリラによる「日本人カメラマン人質事件」に直面する。かつて対立してきた組織との間に緊張緩和をもたらした手腕から、現役時代は米国の“外交のプロ”にたとえられた男は、その交渉能力を捕らわれた青年救出のために発揮していく。だが、警察当局は放っておかなかった。男は世間を震撼させた「グリコ・森永事件」の“首謀者”とされて厳しい追及を受けることに…。さらに、縁があった大山倍達の遺言の立会証人となったことから、皮肉にも「極真空手の分裂」に巻き込まれていく―。引退後も波瀾万丈な運命をたどった侠、黒澤明の生涯を丹念に追ったノンフィクション!



目次

第1章 政府に見棄てられた青年
第2章 1年2カ月目の解放
第3章 斬り込み隊長として奮戦
第4章 平和共存に奔走
第5章 極真空手創始者の遺言
第6章 胸の隙間を埋めるため



著者等紹介

山平重樹[ヤマダイラシゲキ]
1953年山形県生まれ。法政大学卒業後、フリーライターとして活躍。ベストセラーとなった「ヤクザに学ぶ」シリーズのほか「愚連隊列伝 モロッコの辰」など映像化された著作も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

フィリピン・ホロ島の反政府イスラム・ゲリラ組織に拉致され、日本政府からも見捨てられた一人の日本人青年を救うため、命を賭け、1年2カ月もの時間を費やした。もとより一銭の得にもならず、売名でもあらず己の本能ともいえる義侠心の命ずるままの行動であったのだが、彼はそんな野暮なことは口にしなかった。では、何のため? 彼はこう答えた。

すべては胸に空いた隙間を埋めるため――

山口組分裂を機に断腸の思いで渡世から足を洗った男はいまだ胸にたぎる情熱、その燃焼先を求めてフィリピンへと渡った。そこで反政府ゲリラによる「日本人カメラマン人質事件」に直画する。かつて対立してきた組織との間に緊張緩和をもたらした手腕から、現役時代は米国の「外交の達人」にたとえられた男は、その交渉能力を捕らわれた青年救出のために発揮していく。だが、警察当局は放っておかなかった。男は世間を震撼させた「グリコ・森永事件」の首謀者とされて厳しい追及を受けることに。さらに、縁があった大山倍達の遺言の立会証人となったことから、皮肉にも極真空手の分裂に巻き込まれていく――。引退後も波瀾万丈な運命をたどったアウトロー、黒澤明の生涯を丹念に追ったノンフィクションノベル!




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