危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』

著者:朝日新聞社【編】/赤坂 憲雄/杏/稲葉 振一郎/大木 毅/大澤 真幸/大童 澄瞳/叶 精二/川上 弘美/小泉 悠/河野 真太郎/佐藤 雄亮/杉本 バウエンス・ジェシカ/鈴木 涼美/鈴木 敏夫/竹宮 惠子/長沼 毅/福岡 伸一/宮崎 哲弥【著】
出版社:徳間書店

商品説明

内容説明

コロナウイルス、ウクライナ侵攻、AI問題、気候変動…混迷する現代社会を私たちはどう生きるのか―。今の日本を生きる識者が導くこれからを生き抜く18の羅針盤。



目次

1 序章(スタジオジブリプロデューサー・鈴木敏夫―「漫画版は映画への裏切りでは」という僕の言葉に、宮さんは激怒した;俳優・杏―「母に愛されなかった娘、巨神兵の母」としてのナウシカの思いを受け止めたい ほか)
2 キャラクターの魅力(作家・川上弘美―ナウシカは現実にはいなくてもいい―ノイズとしての物語がもたらす救い;生物学者・福岡伸一―老いるからこそ、死ぬからこそ人は美しい―ナウシカと鬼滅の刃・煉獄杏寿郎が辿り着いた場所 ほか)
3 作品のディテールと時代背景(漫画家・大童澄瞳―驚嘆させられるナウシカ世界の作り込み 飛行機を「船」と呼ぶ理由;漫画研究者・杉本バウエンス・ジェシカ―ナウシカはなぜ「青き衣」を着ているのか―西欧からの洞察 ほか)
4 物語から現実へ(民俗学者・赤坂憲雄―母性が壊れてしまった時代に降臨した「血塗られた母」ナウシカ;生物学者・長沼毅―ナウシカが「シュワの墓所」を破壊したのは、あまりにも短慮だった ほか)



出版社内容情報

「これは『ナウシカ』の世界を旅する中で、すでに体験したことだ」
コロナウイルス、ウクライナ侵攻、AI問題、気候変動……混迷する現代社会を私たちはどう生きるのか。

朝日新聞デジタルにて、2021年3月に第1シーズン、5月に第2シーズンを配信し、読者から大きな反響を呼んだ「コロナ下で読み解く風の谷のナウシカ」。2022年12月に掲載された最新の第3シーズンを加え、すべてのインタビューをまとめて刊行!
コロナウイルスをはじめ、ロシアのウクライナ侵攻、AI問題、ますます激化する気候変動など、混迷化が加速する現代社会を「人類が方向を転換せず、破滅を経験してしまった」仮想の未来を舞台にした宮崎駿監督の長編漫画『風の谷のナウシカ』を通して連関的に考える。

【収録著者】民俗学者・赤坂憲雄/俳優・杏/社会哲学者・稲葉振一郎/現代史家・大木毅/社会学者・大澤真幸/漫画家・大童澄瞳/映像研究家・叶精二/作家・川上弘美/軍事アナリスト・小泉悠/英文学者・河野真太郎/ロシア文学者・佐藤雄亮/漫画研究者・杉本バウエンス・ジェシカ/文筆家・鈴木涼美/スタジオジブリプロデューサー・鈴木敏夫/漫画家・竹宮惠子/生物学者・長沼毅/生物学者・福岡伸一/評論家・宮崎哲弥(五十音順、敬称略)




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