ウクライナ「情報」戦争―ロシア発のシグナルはなぜ見落とされるのか

著者:佐藤 優【著】
出版社:徳間書店

商品説明

内容説明

米国によって「管理された戦争」でウクライナが勝利することは不可能だ。プーチンの暴走と戦争を停めるには、ロシアの論理を知らなければならない。安倍元首相殺害、対露制裁、北方領土交渉…今の日本をロシアはどう見ているか。



目次

第1章 クレムリンから見たウクライナ戦争の行方(「宣伝」と「煽動」に分かれたロシアメディア;アメリカにとって「ウクライナ侵攻」の優先順位は低い ほか)
第2章 ウクライナ侵攻2022:時計列分析(戦時中の状況分析には「距離」と「冷静」が必要だ;「特別軍事作戦」に踏み切る戦争の根拠(2022年2月) ほか)
第3章 再検証:2014年「クリミア併合」(ロシアとの戦争を挑発していた8年前のウクライナ;マレーシア航空機撃墜をめぐる米露情報戦 ほか)
第4章 日露の変化を北方領土交渉から見る(対ロシア制裁に至るまでの日露関係の変遷;約50年前の「ソ連北方領土極秘文書」はなぜ公開されたか ほか)



著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
作家・元外務省主任分析官。1960年東京生まれ。85年にノンキャリアの専門職員として外務省入省。在モスクワ日本大使館勤務等を経て、国際情報局分析第一課主任分析官。2002年、背任容疑で逮捕後、512日間の勾留を経て保釈。05年に執行猶予付き有罪判決を受け、その後、控訴・上告するが、09年の最高裁判所による上告棄却で判決確定、失職。作家に転身。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞)、『自壊する帝国』(大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

長期化するウクライナ戦争は
アメリカによって「管理された戦争」だ。
侵略戦争を停めるには、侵略する側の狙いと論理を
知る必要がある。

西側諸国経由の情報だけで実態はわからない。
アジテーションではないロシア発のシグナルを
日本のメディアは完全に見落としている。
日本で最もロシアとプーチンを知る
最強外交インテリジェンスオフィサーが喝破する
これが攻撃から半年を経てのウクライナ戦争の深層だ。

現地政治系放送からロシア要人の肉声を著者自ら全翻訳。
◎安倍元首相殺害
◎西側追従の対ロシア制裁
◎北方領土交渉の暗礁…
今のロシアは日本をどのように見ているのか。
そして長期化する戦争をどこで終わらせるつもりなのか。
ロシア政治エリートの発言からわかった戦争の行方。

残虐、戦慄、惨たらしい情勢など
感情を刺激させられる報道ばかりに目を向けるのではない。
戦時中は敵対する国家同士が煽情的な情報を主体に流す。
つとめて冷静に事態を見るために、
第三次世界大戦を回避するためにも、全国民必読の書。

<目次>
第1章 クレムリンから見たウクライナ戦争の週末
「宣伝」と「煽動」に分かれたロシアメディア/アメリカにとって「ウクライナ侵攻」の優先順位は低い/殺害された安倍元首相が狙った強いロシアと組むこと…他

第2章 ウクライナ侵攻2022:時系列分析
「外交の主体性」を自ら放棄した日本への辛辣/戦禍拡大と第三次世界大戦の罠/ロシアとNATOが直接大家するXデー/ロウクライナ政府の軋みとロシアの戦略変更…他

第3章 再検証:2014年「クリミア併合」
ロシアとの戦争を挑発していた8年前のウクライナ/「ミンスク合意」はロシア側に有利に働いていた/ウクライナの歴史認識見直しとネオナチ傾斜の危険/プーチンはすでに「核兵器のカード」を切っていた…他

第4章 日露の変化を北方領土交渉から見る
対ロシア制裁に至るまでの日露関係の変遷/北方領土極秘文書をロシアが否定しなかった理由/ロシアが宮古島空港「対中軍事化」に注目する理由/岸田首相の対露方針に安倍路線からの転換を仕組んだ者/プーチンによる安倍元首相への異例な哀悼…他




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