内容説明
「ICTは実体験を最大化するツール」です。ICTを使うことで、実体験の質を高め、量を増やすことができます。ICTは、我々がこれまで大切にしてきた直接体験や問題解決の過程を、より豊かにしてくれるものであり、そういう活用を目指すことが大切です。本書では、実体験が支える科学力を育て、そして何より理科好きを育てる授業を創るためのICT活用について、実践をまじえてまとめています。
目次
第1章 理科とICT
第2章 理科の学習場面別ICT活用
第3章 授業デザインをアップデートする
第4章 ICTを活用したアウトプット型授業
第5章 理科の見方・考え方を働かせた授業デザイン
第6章 ネクストステップICT活用
第7章 探究×ICT
著者等紹介
吉金佳能[ヨシカネカノウ]
宝仙学園小学校教諭。1983年茨城県生まれ。同校の理科専科、ICT教育研究部主任。現在は、東京私立初等学校協会理科研究部主任も務める。「教育×ICT」をテーマとした私立小学校のコミュニティ「192Cafe(いちきゅうにカフェ)」を立ち上げるなど、教育現場全体のICT推進にも尽力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
GIGAスクール構想、1人1台端末の導入で理科授業はこう変わる!理科授業におけるICT活用の「はじめの一歩」を、学習場面別のICT活用から、1人1台端末を活かした授業アイデアまで、見方・考え方を働かせる豊富な実践例とともに、わかりやすく解説しました。