内容説明
本書は、第一章で中学の小説と説明文・論説文の読み方の基本を述べている。読み方を生徒自身のものとしていくことが、「言葉による見方・考え方」を働かせ、鍛えることにつながる。読み方を学び、身につけることで生徒は国語の授業で何を学んでいるかに意識的になり、論理的な思考力が身についていく。第二章は、実践編である。十七教材について、「深い学び」につながる教材研究を示している。生徒たちが国語の学習のつながりを意識できるように指導していくことで、「言葉による見方・考え方」を鍛え育んでいくことができる。本書は、その道筋を示している。
目次
第1章 理論編「言葉による見方・考え方」を鍛える「読み」の授業づくり(「言葉による見方・考え方」を鍛える授業づくり;小説の授業づくり四つのポイント;説明文・論説文の授業づくり四つのポイント;「批判的に読み」「評価する」ための授業づくり(吟味よみ)
「対話的」な学習を深める話し合いの指導)
第2章 実践編「言葉による見方・考え方」を鍛える教材研究と授業づくり(小説・随筆;説明文・論説文)