日本のいちばん長い日〈下〉

著者:半藤 一利【原作】/星野 之宣【漫画】
出版社:文藝春秋

商品説明

内容説明

昭和天皇の聖断により、無条件降伏が決まった。「堪エ難キヲ堪エ、忍ビ難キヲ忍ビ…」終戦の詔書を天皇自ら読み上げる、歴史的な録音が始まる。だが、徹底抗戦派の陸軍将校らは宮城を占拠、天皇に終戦撤回を迫るクーデターを企てた。8月15日を巡るドラマの結末は―。



著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任後、作家となる。2021年1月12日、逝去

星野之宣[ホシノユキノブ]
1954年、北海道生まれ。75年『鋼鉄のクイーン』でデビュー。『はるかなる朝』で手塚賞入選。2009年、日本人漫画家として初めて大英博物館で原画展を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

“玉”を囲い込め!!  終戦前夜、前代未聞の「宮城事件」が勃発する。 半藤一利の傑作ノンフィクションを、SF伝奇漫画の巨匠・星野之宣が鮮烈コミカライズ。

昭和天皇の聖断によって、ポツダム宣言受諾が決まった。国体護持を訴え続けた阿南陸相も、天皇の決意の前に頭を垂れるしかなかった。「堪エ難キヲ堪エ、忍ビ難キヲ忍ビ……」終戦の詔書を天皇自らマイクの前で読み上げる、歴史的な録音が始まった。

しかし、無条件降伏を認めない「徹底抗戦派」の暗闘は続く。畑中少佐、椎崎中佐ら陸軍の青年将校は近衛師団司令部に乗り込み、天皇に終戦撤回を迫るクーデターを企てる。動員命令を拒む森師団長らを斬殺し、天皇の肉声を録音した玉音盤を奪おうとする。

日本からの降伏通知が連合国へ通達されたのは、8月14日午後11時だった。すでにB29の大編隊はサイパン、グアムの基地を発進しており、本土への空爆は容赦なく続く。空襲警報のサイレンが鳴り渡る、深夜の宮城を舞台に、終戦をめぐる最後の攻防が始まった……。

すでに二度も映画化されている終戦を巡るドラマを、コミカライズ版では幕末の「尊皇攘夷」思想から説き起こし、二・ニ六事件、大陸侵攻、日米開戦へ続く天皇と軍部との緊張関係を軸に描き出す。

作画を担当するのは、漫画家の星野之宣。『ヤマタイカ』『星を継ぐもの』で星雲賞コミック部門を、『宗像教授異考録』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。日本人として初めて、大英博物館で原画展を開催した。




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