内容説明
ロブ、35歳、さえないレコードショップの店主。最近、恋人に振られたばかり。でも気にしない。弁護士の恋人は、出世してから変わってしまって、音楽の趣味も合わなくなっていたから。自分には店があり、家に自慢のコレクションが並んでいる…それで満足だと思っていたのに、この寂しさはなんだろう?こじれた青春の行き着く果てにロブが出会ったものは?映画化・ドラマ化もされた90年代英国の名作。
著者等紹介
ホーンビィ,ニック[ホーンビィ,ニック] [Hornby,Nick]
1957年、イングランドのサリー州レッドヒル生まれ。大学卒業後、テレビや映画の世界をめざしつつ、教師となる。30代半ばの1992年、サッカーに関するエッセイ『ぼくのプレミア・ライフ』でデビュー。1995年、初めての小説である本作『ハイ・フィデリティ』を刊行すると、英国だけで百万部を突破、世界的なベストセラーとなり、2000年には映画化された。その後も『アバウト・ア・ボーイ』、『ア・ロング・ウェイ・ダウン』などの話題作を発表。『15年後のラブソング』など著作の多くが映像化された
森田義信[モリタヨシノブ]
1959年生、翻訳家・文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
35歳男のレコード店主、彼女に振られる。でも気にしない。恋人よりも音楽が大事、のはずだった。長い青春の終わりを描いた名作