内容説明
マンハッタン、ウエスト・サイド。ストリートギャング“ジェッツ”を仕切るリフは、縄張りを脅かすプエルトリコ系ギャング“シャークス”に苛立っていた。そこで、元ジェッツのトニーを誘い、ダンス・パーティで敵に決闘を申し込む。しかしその夜、トニーは敵のリーダーの妹マリアと恋に落ちる。それが悲劇の始まりとは知らずに。初演から60年以上経った今も世界中で再演が続く不朽のミュージカルのノベライズ。
著者等紹介
シュルマン,アーヴィング[シュルマン,アーヴィング] [Shulman,Irving]
1913年、ブルックリンに生まれる。アメリカの作家・脚本家。The Amboy Dukes(1947)、Cry Tough(1949)、The Square Trap(1953)などの小説が映画化された。小説以外にも、ジーン・ハーロウやルドルフ・ヴァレンティノの伝記の執筆ほか、『殺し屋ネルソン』の脚本、ジェイムズ・ディーンの代表作『理由なき反抗』の原案も担当。1995年没
北田絵里子[キタダエリコ]
1969年生まれ、英米文学翻訳家、関西学院大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
少年ギャング抗争の間で生まれた、禁じられた恋。伝説のブロードウェイミュージカルのノベライズを、新訳で刊行。解説/大串尚代