内容説明
ともに東洋が生んだ代表的な名花で、古くから数多くの品種群が作出され、多くの人に親しまれてきました。庭植えでも、鉢植えでも楽しむことができる。毎年、よい花を咲かせるための栽培のコツをわかりやすく解説した。
目次
ボタン(ボタンの魅力;育てる前に、ボタンの性質を知っておこう;ボタン・主な品種)
ボタン・12か月の管理と作業
シャクヤク(シャクヤクの園芸種について;シャクヤクの主な品種;1〜2月 ほか)
著者等紹介
江川一栄[エガワカズエイ]
1927年、新津市生まれ。江川木楽園三代目当主。ボタン一筋の人生を歩み、‘越あかね’、‘栄冠’など数多くの品種を作出。各地の牡丹園の指導と品種判定、愛好家の相談に応じるなど、ボタンの普及に努める。日本ぼたん協会常務理事
芝沢成広[シバサワナリヒロ]
1951年、新潟県亀田町生まれ。若くしてボタンに惹かれ、1970年より江川一栄氏に師事、栽培法および育種交配の指導を仰ぐ。現在、ボタンとシャクヤクとのハイブリッドや矮性品種の育成をめざしている。日本ぼたん協会会員
青木宣明[アオキノリアキ]
1949年生まれ。九州大学大学院農学研究科修士課程修了後、島根大学農学部助手、1995年、同生物資源科学部教授となり、現在に至る。農業博士。主にボタン、シャクヤクなどの促成・抑制栽培を研究。1994年、「ボタンの促成栽培技術に関する研究」で園芸学会奨励賞を受賞