ＮＨＫ連続テレビ小説　ブギウギ〈下〉

内容説明

全身全霊で歌うスズ子！戦後を暮らす人々を明るく照らし出す！病に倒れ大阪で療養中だった愛助は、「赤ちゃんに会いたかったな…」という手紙を残し還らぬ人に。ひとり音楽活動を続けながら東京で出産したスズ子はぼう然とする。しかし、愛助の死を乗り越えるために羽鳥善一が書き下ろした『東京ブギウギ』は、空前のヒットとなり、“ブギの女王”と呼ばれるようになる。そして、日本のブギウギ歌手として、アメリカに行くことに…。

著者等紹介

足立紳［アダチシン］
２０１６年、映画「百円の恋」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞と菊島隆三賞を受賞。１９年、原作・脚本・監督を手がけた「喜劇　愛妻物語」で第３２回東京国際映画祭コンペティション部門にて最優秀脚本賞受賞。２０年、劇場版「アンダードッグ」前後編でヨコハマ映画祭脚本賞受賞

櫻井剛［サクライツヨシ］
２０１１年に脚本を担当したドラマ「マルモのおきて」が話題となり、以後、「ビギナーズ！」「ミス・パイロット」「表参道高校合唱部！」などの脚本を手がける。２２年に放映されたＮＨＫの夜ドラ「あなたのブツが、ここに」では第６０回ギャラクシー賞入賞が決定（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

出版社内容情報

スズ子は”ブギの女王”と呼ばれ、大スター歌手へと駆け上がっていく

戦後、福来スズ子はひとりで娘を育てながら舞台で歌う。そんな中、生まれたのが「東京ブギウギ」だった。明るく、飾らず、全身で歌う、それはスズ子の真骨頂だ。戦後の傷ついた日本にスズ子の歌声が響き渡る。その歌声に合わせて、笑顔で歌い踊る人たちが日本中にあふれていった。スズ子は“ブギの女王”と呼ばれるようになり、大スター歌手への階段を一気に駆け上がっていく。
笠置シヅ子をモデルにした連続テレビ小説「ブギウギ」の完全ノベライズの完結巻。