内容説明
ラミダス、アウストラロピテクス、デニソワ人…激しい気候変動をのりこえ、人類はどのように進化したのか?脳、直立二足歩行、DNA解析、そして、いまなお発掘される世界中の化石や遺物から、人類誕生700万年の歴史をたどる。初学者のための入門テキスト。
目次
序章 人類はどのように進化してきたか
1 地球環境と人類の進化
2 霊長類の進化
3 直立二足歩行
4 初期猿人
5 猿人
6 ホモ属
7 原人
8 旧人
9 新人
10 ホモ・サピエンスの世界拡散
11 定住と農耕
12 文化的適応―石器・考古学遺物
13 脳の進化
著者等紹介
河辺俊雄[カワベトシオ]
1950年生まれる。1984年東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。現在、高崎経済大学名誉教授。保健学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
類人猿の3倍の脳をもち,直立二足歩行する人類.「ホモ・サピエンス」(賢いヒト)という学名にも表れているように,人類は700万年前の誕生から現在に至るまで,大きな地球環境の変化に適応しながら独自の進化をとげてきた.本書ではその歴史を俯瞰する.