内容説明
会計情報からいかに企業を分析・評価するか。豊富な会計知識・事例をベースに最新の企業分析の手法が学べるハーバード・ビジネス・スクールの定番テキスト。
目次
第1部 序論(財務諸表を利用した企業分析および評価のフレームワーク)
第2部 企業分析の道具(経営戦略分析;会計分析の概観 ほか)
第3部 企業分析の応用(株式分析;債権分析と財務危機の予測 ほか)
第4部 企業分析の事例(America Online,Inc.;The Home Depot,Inc. ほか)
著者等紹介
パレプ,クリシュナ・G.[パレプ,クリシュナG.][Palepu,Krishna G.]
インドのアンドーラ大学で物理学の学士と修士、インド経営大学院で経営学修士(MBA)を終えた後、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)において博士の学位を取得。1983年からハーバード大学ビジネス・スクールで教え、現在は同校教授(Ross Graham Walker Professor of Business Administration)。会計およびコントロール部門のチェアマンを兼ねている
ヒーリー,ポール・M.[ヒーリー,ポールM.][Healy,Paul M.]
ニュージーランドのビクトリア大学で会計およびファイナンスの学士、その後、米国ロチェスター大学に学び、経済学で修士(MS)、経営学で博士の学位を取得。1983年からマサチューセッツ工科大学(MIT)スローン・スクールで教え、同校教授を経て97年からハーバード大学ビジネス・スクール教授(MBA Class of 1949 Professor of Business Administration)
バーナード,ビクター・L.[バーナード,ビクターL.][Bernard,Victor L.]
1995年11年14日死去。米国イリノイ大学において博士の学位を取得。本書執筆時はミシガン大学教授(Price Waterhouse Professor of Accounting)。同大学ペイトン会計センター所長やアメリカ会計学会研究部長を歴任
斎藤静樹[サイトウシズキ]
東京大学大学院経済学研究科
筒井知彦[ツツイトモヒコ]
法政大学経営学部
出版社内容情報
財務諸表を中心とした会計情報からいかに企業を分析・評価するか.豊富な会計知識・事例にをベースに最新の企業分析の手法が学べる,定評あるハーバード・ビジネス・スクールの定番テキスト.待望の改訂版(翻訳担当:筒井知彦・川本淳・八重倉孝・亀坂安紀子).●初版からの主な改訂点ポイント◆会計の問題をより広くカバー.新しく5つの章を加え,資産,負債,エンティティー,収益,および費用について,企業における会計方針の選択や見積もりを評価する分析的アプローチを示す.◆評価を扱った各章を全面的に拡張・改訂し,資料を入手しやすいものにするとともに,発展著しいこの分野の研究成果を反映.◆戦略分析の章に企業戦略をめぐる考察を含めた.新しい資料は,複数の事業を営む組織の分析の助けになる.◆いろいろな会社の状況を用いて概念を例証している.◆ケースを補完するため,概念の理解を確かめる練習問題を各章の終わりに加えている.