目次
技術進歩と日本経済
第1部 技術進歩と経済成長(日本経済におけるイノベーションの促進;技術革新と多様化する設備投資;技術の未来予測と日本の産業競争力)
第2部 技術進歩と金融市場(フィンテックによる決済制度への影響と課題;暗号資産をめぐる貨幣経済理論の動向)
第3部 技術進歩と日本社会(AI・ロボティクスの普及と日本人の働き方;ICTの発達と消費者被害)
技術進歩は日本を救うか
著者等紹介
福田慎一[フクダシンイチ]
東京大学大学院経済学研究科教授。1960年、石川県生まれ。東京大学経済学部卒業。1989年、イェール大学よりPh.D.(経済学)取得。横浜国立大学経済学部助教授、一橋大学経済研究所助教授、東京大学大学院経済学研究科助教授を経て、2001年より現職。現在、一般財団法人日本経済研究所理事を兼務。専門はマクロ経済学、金融、国際金融(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
人工知能やロボットなど,これまでとは異なる新しい技術が急速に進歩するなかで,日本経済はどのように変容していくのか.経済成長の歩み,金融市場の変容,社会と人とのかかわり方という三つの視点から,日本経済の光と影の両面にフォーカスを当てて多角的な観点から考察する.