目次
第1部 日本占領下アジアにおけるアーカイブズ(日中戦争期における図書・文書の押収―「占領地区図書文件接収委員会」を中心に;日本軍政の「占領地アーカイブズ政策」とその影響―英領マラヤ・シンガポールを中心に;南方軍政の調査活動とアーカイブズ;日本占領下香港における記録とアーカイブズ)
第2部 日本の敗戦とアーカイブズ(日本敗戦前後アジアにおける連合国の文化財・アーカイブズ保護活動;日本敗戦前後における連合国の日本アーカイブズ押収活動;歴史認識の相互理解はアーカイブズの共有から―アジアにおけるアーカイブズ・ネットワーク形成の課題)
著者等紹介
安藤正人[アンドウマサヒト]
1951年愛媛県生まれ。専門はアーカイブズ学、日本近世近代史料学。東京大学大学院人文科学研究科修士課程、ロンドン大学ユニバシティコレッジ図書館・アーカイブズ・情報学大学院修士課程修了。ロンドン大学博士(PhD)。人間文化研究機構国文学研究資料館アーカイブズ研究系教授、総合研究大学院大学文化科学研究科教授(併任)、学習院大学大学院人文科学研究科アーカイブズ学専攻教授をつとめ、2017年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)