目次
第1部 抽象的な権利ないし法(自分のものとしての所有;契約;不法)
第2部 道徳(企図と責任;意図と福祉;善と良心)
著者等紹介
ヘーゲル[ヘーゲル][Hegel,Georg Wilhelm Friedrich]
1770〜1831。近代ドイツ最大の哲学者。シュトゥットガルトの中級官吏の家に生まれ、18歳でチュービンゲンの神学校に入学。親友ヘルダーリンとともにフランス革命に共感、自由主義的な神学観を抱き聖職に就くことを断念し、哲学者となってベルリン大学教授として生涯を終えた。「ドイツ観念論の大成者」であると同時に、その限界を超えて社会的現実における人間の学へと一歩をすすめ、マルクスにも大きな影響を与えた
藤野渉[フジノワタリ]
1912年(明治45年)熊本県生まれ。京都大学文学部卒業。名古屋大学名誉教授。1983年(昭和58年)逝去
赤沢正敏[アカザワマサトシ]
1922年(大正11年)広島県生まれ。東京大学大学院修了。愛知教育大学教授。1970年(昭和45年)逝去