目次
荘子内篇(趙遙遊篇;斉物論篇;養生主篇;人間世篇;徳充符篇 ほか)
荘子外篇(駢拇篇;馬蹄篇;在宥篇;天地篇 ほか)
著者等紹介
荘子[ソウジ]
紀元前4、3世紀ごろ。中国、戦国時代の思想家。姓は荘、名は周。宋国の蒙(河南省商丘市)に生まれる。故郷の蒙で漆園の管理をする小役人となったときもあるが、おおむね自適の生涯を送ったといわれる
森三樹三郎[モリミキサブロウ]
1909年(明治42年)京都府生まれ。京都帝国大学文学部(支那哲学史専攻)を卒業。大阪大学教授を経て同大学名誉教授、仏教大学教授となる。1986年(昭和61年)逝去
出版社内容情報
自己の内面に向って沈潜しつつ思索する重さ。自己の外面に向って飛翔しつつ人間の自由と独立を獲得してゆく軽さ。重厚と軽妙が見事に交錯する、古代中国の最も魅力に富む思想。