内容説明
苦情処理のプロが秘訣を伝授。心理が読めれば恐るるに足らず。「最良の解決」を導く、全ての社会人必携の書。
目次
第一章 お客様相談室の事件簿(婚約指輪;六〇日の攻防…そして;ヤクザとの対決;書籍売り場のカスハラ退治;軟禁事件;クレーム解決の場「天将」二題 酒飲みと美女;賞味期限;靴下問答;鳶職の婿;被害額は二円?;名人クレーマーとの三本勝負)
第二章 苦情・クレーム対応アドバイザーがゆく(令和のカスハラ二題(食品店、飲食店)
メール対応から火がついた(開業歯科)
遺体は、痛いか?(葬儀社)
最高級の苦情(ホテル)
キャリーケース破損の真実(鞄販売店))
第三章 クレーム対応の技法(非があれば、真摯な態度で謝罪をする。;お客様の申し出は、感情を抑え素直に聞く。;会話は正確にメモを取る、録音する。 ほか)
著者等紹介
関恨眞一[セキネシンイチ]
1950年、埼玉県越生町生まれ。69年西武百貨店入社、八尾、宇都宮、つくば、池袋でお客様相談室を担当。難解な苦情・こじれた苦情・クレーマー対応を得意とする。2005年メデュケーション(株)を興す。苦情・クレーム対応アドバイザーとしては現役であり、これまでの難解苦情処理数は3000件を超えた。販売業・医療・省庁・行政・教育・保育園などの団体/個人向けに講演活動を行うほか、専用マニュアル作成も請け負う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
シリーズ累計30万部突破のベストセラー『となりのクレーマー』に大幅書きおろしを加え、カスハラがはびこる令和の世に問う。苦情処理のプロが、これまで実際に対応した事例を基に、相手の心理の奥底まで読んで対応する術を一挙に伝授。イチャモン、無理難題、「誠意を見せろ!」カスハラたちとの攻防が手に汗握る、でもかなり面白い「人間ドラマ」の数々。