中公新書 世界秩序―グローバル化の夢と挫折

著者:田所 昌幸【著】
出版社:中央公論新社

商品説明

内容説明

第二次世界大戦以降、アメリカが主導してきたグローバル化が挫折しつつある。自由民主主義と市場経済の社会モデルが綻びを見せ、権威主義の中国やロシアが秩序変更を狙う。世界はこれからどうなるのか―。本書は古代ローマ帝国から現代のアメリカ一極優位までを俯瞰し、「一つの世界」への統合と、分解のダイナミクスを捉える。さらにグローバル化後の「四つの世界秩序」の可能性と、日本の未来を考察する。



目次

第1章 統合の条件(グローバル化の波動;構造;権力;秩序;文化と規範)
第2章 広域的秩序の興亡(前近代のグローバル化;ローマ帝国と中世ヨーロッパ;ユーラシア大陸の統合と分解;西洋の興隆と自滅)
第3章 アメリカ主導のグローバル化(戦勝国としてのアメリカ;戦後経済の制度化;勝利の逆説;露呈した「リベラリズム」の限界)
第4章 四つの世界秩序(一つの世界―再グローバル化;三つの世界―新しい冷戦;多数の世界―再近代化する世界;無数の世界―中世は再来するのか)
第5章 ポスト・グローバル化と日本(大国でも小国でもない日本;仲間を増やし、敵を減らす;「自立」を迫られる日本;「日本」の生き残りとは何なのか)



著者等紹介

田所昌幸[タドコロマサユキ]
1956年大阪府生まれ。1979年京都大学法学部卒業、1981年同大学大学院法学研究科修了。1983年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス修了。博士(法学)。1997年防衛大学校教授、2002年慶應義塾大学法学部教授などを経て、2022年より国際大学特任教授、慶應義塾大学名誉教授。著書『「アメリカ」を超えたドル』(中公叢書、2001、サントリー学芸賞受賞)、『国際政治経済学』(名古屋大学出版会、2008、政治研究櫻田會奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

第二次世界大戦以降、アメリカが主導してきたグローバル化が挫折しつつある。
自由民主主義と市場経済の社会モデルが綻びを見せ、権威主義の中国やロシアが秩序変更を狙う。
世界はこれからどうなるのか――。

本書は古代ローマ帝国から現代のアメリカ一極優位までを俯瞰し、「一つの世界」への統合と、分解のダイナミクスを捉える。
さらにグローバル化後の「四つの世界秩序」の可能性と、日本の未来を考察する。



【目次】

■ 目 次 ■

はじめに

第1章 統合の条件1 グローバル化の波動 
2 構造 
3 権力 
4 制度 
5 文化と規範 

第2章 広域的秩序の興亡
1 前近代のグローバル化 
2 ローマ帝国と中世ヨーロッパ 
3 ユーラシア大陸の統合と分解 
4 西洋の興隆と自滅 

第3章 アメリカ主導のグローバル化
1 戦勝国としてのアメリカ 
2 戦後経済の制度化 
3 勝利の逆説 
4 露呈した「リベラリズム」の限界 

第4章 四つの世界秩序
1 一つの世界再グローバル化 
2 三つの世界新しい冷戦 
3 多数の世界再近代化する世界 
4 無数の世界中世は再来するのか 

第5章 ポスト・グローバル化と日本
1 大国でも小国でもない日本 
2 仲間を増やし、敵を減らす 
3 「自立」を迫られる日本 
4 「日本」の生き残りとは何なのか

おわりに
主要参考文献 




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