内容説明
「昨日まで確かにそばにいた夫はいったいどこに行ってしまったのだろう」夫を亡くしたばかりの美土里と、彼の忘れ物をきっかけに知り合った三人の女たち…。「未亡人倶楽部」の彼女らが過ごした一年間を描く傑作長編。
著者等紹介
村田喜代子[ムラタキヨコ]
1945年、福岡県生まれ。77年、「水中の声」で九州芸術祭文学賞最優秀作を受賞し、本格的な執筆活動に入る。87年、「鍋の中」で芥川賞を受賞、90年『白い山』で女流文学賞、92年『真夜中の自転車』で平林たい子賞、98年「望潮」で川端康成賞、2010年『故郷のわが家』で野間文芸賞、14年『ゆうじょこう』で読売文学賞、19年『飛族』で谷崎潤一郎賞、21年『姉の島』で泉鏡花賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
昨日までそばにいた夫は一体どこに行ってしまったのだろう。
四十九日、形見分け、お墓のこと、供養、そして夫の不在を埋めるそれぞれの過ごし方……。
さまざまな思いを巡らせた「未亡人倶楽部」の一年を描く。