ブランド米開発競争―美味いコメ作りの舞台裏

著者:熊野 孝文【著】
出版社:中央公論新社

商品説明

目次

ブランド米の生まれた背景―まえがき
第1章 ブランド米狂騒曲
第2章 ブランド米の功罪
第3章 需要に合わせてコメを作る
第4章 コメの未来
コメの取引のあり方が大きく変わる―あとがき



著者等紹介

熊野孝文[クマノタカフミ]
1954年、鹿児島県鹿屋市生まれ。県立鹿屋高等学校卒、東京経済大学中退。コメ関連の取材記者として40年の経験がある。現在、『米穀新聞』記者。農協関連はじめ各種セミナーでパネラー、講師として発言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

2018年2月、美味しい米の代表とされる魚沼コシヒカリが食味ランキングで特AからAに陥落したニュースは衝撃を呼んだ。翌年、魚沼コシヒカリは無事特Aに返り咲くが、各産地が「美味しい米」の開発・生産に努め、しのぎを削る状況は激しさを増す一方だ。美味しさはもちろん、冷害耐性、豊富な栄養、収穫量など多様な目標のもと、今日も新品種の開発が続けられている。ブランド米開発の舞台裏と米作現場のさまざまな課題に迫る。




  目次


 ブランド米の生まれた背景――まえがき


 第1章 ブランド米狂騒曲


1 コシヒカリ覇権の経緯/2 新品種はどう開発されるのか/3 あきたこまちと大潟村の挑戦/4 ブランド米の価値はどう決まるか/5 ササニシキの復権に賭ける/6 変わる食味テスト/7 日本一誉れ高いコメ――コシヒカリの味を超えるコメを/8 海外から求められる「龍の瞳」/9 収穫期をずらせるのが魅力「五百川」/10 栄養素が豊富な「金のいぶき」/11 ブランド米と小売店


 第2章 ブランド米の功罪


1 味にこだわりすぎた「つや姫」/2 ブランド維持が裏目に出た「青天の霹靂」/3 美味しさの追求は諸刃の剣/4 コシヒカリの受け皿となる品種


 第3章 需要に合わせてコメを作る


1 業務用米の世界/2 コメ代わり食品の登場/3 「ご飯」を食べてもらう試み/4 安くて美味しいコメが求められている/5 コメ輸出という悲願/6 農地は増え、担い手は減る


 第4章 コメの未来


1 広い面積にはドローンが有効/2 今までの限界を超えるコメ作り/3 コメの種子をめぐる大変革/4 民間のやる気を削ぐ現行システム/5 民間育種は壁を越えられるか――住友化学の挑戦/6 執念の民間育種家




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