中公叢書 大隈重信―民意と統治の相克

著者:真辺 将之【著】
出版社:中央公論新社

商品説明

内容説明

数々の挫折を経験しつつも、政治的姿勢を変えながら、常に理想を追求した大隈重信の素顔を第一級史料から描く。また、「円」の導入をはじめ、鉄道、自動車、飛行機の発展やスポーツの振興に残した功績、私邸で専念した温室栽培や提唱した人生一二五歳説に纏わるユニークな逸話も紹介。自らを「歴史の大勢」の一部として位置づけ、近代日本の基盤の形成に貢献した巨人の足跡を辿る決定版評伝。



目次

第1章 近代西洋との遭遇―佐賀藩士・大隈八太郎
第2章 近代国家日本の設計―明治新政府での活動
第3章 「立憲の政は政党の政なり」―明治一四年の政変
第4章 漸進主義路線のゆくえ―立憲改進党結成から条約改正交渉まで
第5章 理念と権力のはざまで―初期議会期の政党指導
第6章 政党指導の混迷―第一次内閣以後の政党指導
第7章 日本の世界的使命―東西文明調和論と人生一二五歳説
第8章 世界大戦の風雲のなかで―第二次大隈内閣の施政
第9章 国民による政治と世界平和を求めて―晩年の大隈重信



著者等紹介

真辺将之[マナベマサユキ]
1973年生まれ。千葉県出身。早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。現在、早稲田大学文学学術院教授。専門は日本近現代史。早稲田大学大学史資料センター編『大隈重信関係文書』(みすず書房、2004〜2015年)の編集にも携わった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

政治的姿勢の転換や挫折を繰り返しながら、近代日本の基盤の形成に寄与した巨人の素顔を、第一級資料から見直す決定版評伝。




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